　皆様は「中高生探求コンテスト」をご存じでしょうか？の度、私が3歳から指導をさせていただいたお嬢様が、見事ファイナリスト10名の中に選ばれました！

　彼女が初めて教室に来たのは、まだ3歳の頃。30分のレッスンの中で、集中力の高さ、記憶力の良さ、そして驚くほどの理解力を発揮していたことを、今でも鮮明に覚えています。そして、このお嬢様のご家庭環境もまた、探求心を育む要素が満ちていました。例えば、お父様はテレビで流れる音楽に興味を持つと、テレビ局に問い合わせてまで曲名を調べ、その音楽について深く学ばれるほど。こうした環境が、彼女の知的好奇心をさらに高めたのではないでしょうか。

現在、高校1年生になった彼女の夢は「外科医」。学業に励む傍ら、学校ではピアノ伴奏者としても活躍し、その演奏力にも磨きをかけています。

　ところで、音楽を学ぶことが、学力向上につながると聞いたことが多田あります。実際に、音楽の学習が思考力や集中力、記憶力を高めることを示す研究は数多く存在します。演奏をする際には、楽曲の構造を分析し、「どこを盛り上げるべきか」「どのような表現をしたいのか」を考える必要があります。また、和音の度数やフレーズの流れを意識しながら、細かい部分まで計画的に仕上げていく作業が求められます。これは、まさに論文作成や学問の探求と共通するプロセスなのです！探求コンテストで論文を書く際も、「テーマを深掘りし、情報を整理し、論理的に構成する」という過程が必要です。音楽を通じて培われた「分析力」「計画力」「表現力」が、そのまま学力向上へとつながるのです。

ピアノや楽器を習うことは、「論理的思考」「創造力」「忍耐力」など、将来どの分野に進んでも役立つ能力を養うことができます。

　今回の探求コンテストでファイナリストになったお嬢様の成長も、まさに音楽の力を体現しているのではないかなと思い、嬉しく感じました★音楽がもたらす力は、勉強だけでなく人生そのものを豊かにしてくれるのです。音楽を学ぶことが、学力向上につながる！

皆さんも、ぜひその可能性を探ってみてはいかがでしょうか？ 😊✨

2025.02

音楽を学ぶことは学力向上につながる？—探求コンテストファイナリストのお嬢様の事例