お土産、ありがとう。
ピアノの指導をさせていただいておりますと、日々のレッスンや生徒さまとのやりとりは日常の一部となりますが、時折、生徒さまからいただく小さなお心遣いに特別な喜びを感じることがあります。それはまさに、生徒さまからのお土産をいただいた時の気持ちです。
先日、生徒さまが、私にお土産をお持ちくださいました。お土産そのものももちろん嬉しかったのですが、それ以上に心に響いたのは、生徒さまが、旅行先で、私のことを思い出してくれたという事実でした。
レッスンでは、指導者として生徒さまに何を与えられているのか、自分の存在がどの程度生徒さまに影響を与えているのか、ふと考える瞬間があります。そんな時、生徒さまのこうしたお心遣いは「先生のこと、ちゃんと覚えていますよ★」というメッセージのように感じられます。そして、こちらも生徒さま一人ひとりに対して、もっと真摯に向き合いたいという気持ちが強くなります。
お土産は物質的なものではありますが、その背後には心のつながりや信頼が詰まっています。生徒さまが私のことを考えて選んでくれたその時間が、とても大切で、感謝の気持ちでいっぱいになります。指導者と生徒さまという立場を超えて、人と人としての関係性が強く感じられる瞬間でした。
こうしたお心遣いに応えるためにも、私はこれからも彼らの学びや成長を全力で支え続けたいと思います。そんな風に感じた一日でした。
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